2013年9月30日月曜日

3000人??

昨日は全6公演のパークショー最終日でした。

Ballet Under the Star そのタイトルの通り、ゴルフ場のような巨大な公演に特設ステージを設けて夜空の下で普段劇場で上演するバレエに限りなく近い状態でお客様に見ていただくというショーで、何十年と続く恒例の人気企画です。

チケットは無料、席も早い者勝ちで、芝生に持参でポータブルの椅子やマットで席を確保します。
早い人はステージ上でウォームアップクラスを受けるダンサーよりも早くきて座っていたりします。

開演2時間前


  
写真ではうまく伝わりませんが、お客さんを撮ったものです、奥の街灯があるところまですべて人、人、人・・・!!!一番人気の公演では約3000人集客したそうです。

そこでバレエ団の本当の狙い、「今シーズンのプロダクションの宣伝」をちゃっかりとする広報部の人たち。「今すぐケータイで今からいうアドレスにメッセージを送ってください!次回作のシンフォニーホールでのシンデレラのチケットが当たります!!」
「当たらなかった方も、今日ここにいらっしゃる方限定でチケット1枚購入されると、もう一枚プレゼントします!」

など、いろんな方法で宣伝してました。w

Buy one get one free (一枚買うとさらにもう一枚プレゼント!)って夜中の通販のお約束のよう・・
さすが、アメリカ・・日本のクラシックバレエではない概念です・・・

ステージを整えるスタッフ達、彼らが何もない平地にステージを組み立て、撤収するところまですべてやってくれます。大変な作業です。




ステージ真後ろから撮影しました。入りきれなかったお客さんは後ろから見てたけど、やっぱり後ろからでは全く違うので、正面から見てほしいですね・・・



さて、10月はたくさん舞台があります、一つはArtist Relief Fund(http://dancerfund.com/) と言ってカンパニーダンサーが行う自主公演です。公演の売上げや基金で、リタイア後のダンサーのキャリアチェンジや、産休するダンサーや怪我したダンサーのケアなどを金銭的にサポートするためのものです。
みんな忙しいスケジュールの中、初の試みを成功させるために頑張ってリハーサルしています。



2013年9月16日月曜日

新しい環境

今日は今シーズンから新しくなったリハーサルスタジオの一部を紹介したいと思います。


普段公演をする劇場はシンフォニーホールといってPhoenixの中心地にあります。

そして私たちが毎日練習するリハーサルスタジオは劇場からすこし離れたところにあります。



   ヨーロッパや東ヨーロッパでは劇場にリハーサルスタジオが併設されているのが大多数です。
でも、アメリカの多くのカンパニーは劇場と普段レッスンやリハーサルを行う場所は別にあります。

バレエ団リハーサルスタジオの外観です。写真で見るとシンプルだけど、実際は赤色がアリゾナのブルーの空に映えて、「かなり思い切ったデザインにしたのね・・」って感じです。



     今年からリハーサルスタジオのドレッシングルームにも団員一人づつ専用の机と鏡が用意     されました。 スペースも広くて居心地がいいです。



    毎朝クラスを受け、リハーサルをするスタジオです。これはスタジオ3、スタジオ7まであり、夜    はオープンクラスなどにも使われています。



   衣装スタッフさんの仕事部屋です。ここで毎月の公演で使う衣装が縫われたり手直しされたりしています。









 その隣にあるシューズ倉庫。1シーズン分のトウシューズやバレエシューズが収納されています。
公演の多い12月は1か月で約450万円分のシューズを消費するそうです・・・フリードのトウシューズはすぐに潰れるけど、この額を聞いたら少しでも長く履くように努力したいですね。。



   毎週1回、シューズリクエストというフォームに必要なトウシューズやリボンなどの数や種類を書いて自分の番号の郵便受け?のようなボックスに入れておくと次の日に自分のリクエストしたシューズが入っています。 
団員にスタッフさんが手渡しでいいじゃん・・って思うのは私だけでしょうか。

 ダンサー専用のグリーンルーム&ジム&フィジカルセラピールームのフロアです。


   



このほかにオフィスやロビーなどもありますがまた今度紹介したいと思います。



来週は恒例のパークショーです。
去年はライトに集まる虫が衣装にとまりかなり笑わされた思い出のあるパークショー・・来週3回、再来週3回、今年は10月にシンフォニーホールで上演されるシンデレラの抜粋とバランシン作品を踊ります。


 

2013年9月1日日曜日

2シーズン目のスタート

19日から始まった新シーズン。
今年からは、車を購入したり、引っ越しの計画を立てたり、バレエ以外にもたくさんやることがあります。
バレエ団では先シーズン思わぬところで気を抜いてしまい役を降ろされたり、その後なかなか認めてもらえなかったりで大変だったけど、今年は少なくとも同じ失敗をしないように気を引き締めていきたいと思ってます。

この夏からバレエ団の本拠地であるビルが引っ越しをしました。前のビルはリハーサルスタジオが3つしかなく、アメリカの中規模(団員40人前後)のバレエカンパニーとしてはちょっと狭いし、リハーサルのスケジュールも3つのスタジオを駆使しまくって詰めてたという感じでした。

でも今年からは、7つのスタジオ、ブラックボックス付き(大きなスタジオで客席がある小劇場のようなスタジオ)のビルに引っ越しをしました。 スタジオもものすごく広くなり、大きなドレッシングルームのほかに、ダンサー専用のグリーンルーム(休憩室)やジムやセラピールームもすべて完備です。
新しいダンサーも8人入り、新しいバレエ団に移籍した気分。。

新環境、また写真とってUPします☆

心配なのはけが人がシーズン初めなのに多いこと。 2か月のオフ期間に手術をした人や先シーズンからの怪我が未だに治ってない人、疲労骨折かも。。という人も・・
こうなると限られた動けるダンサーがその人たちの分をやることになります。そうなるとオーバーワークで新たにけが人が出るという悪循環に・・ 
今のところ私は怪我なしだけど、今からしっかりケアして予防したいと思います・・。